日本の工事見積もり比較:諸経費の落とし穴と正しい比べ方
日本で物件を管理していて、リノベーションや修繕工事の見積もりを複数社から取ったとき、「うまく比較できない」と感じたことはないだろうか。一社は「浴室改修工事 一式 ¥450,000」という1行だけ。もう一社は解体、防水処理、タイル(工賃)、タイル(材料)、配管(排水)、配管(器具)、廃材処理費、確認申請費……と18行に分かれている。合計金額は似ていても、何が含まれていて何が含まれていないのかが全く見えない。
これは業者が不誠実なのでも、杜撰なのでもない。日本の見積書がそういう構造になっているだけだ。しかし、見方を知らないと「最安値の業者」が結果として高くつくことがある。