日本の民泊運営者が知っておくべき個人情報保護法とゲストデータの扱い方
うちの物件にゲストがチェックインするたびに、宿泊者名簿に情報を記録し、本人確認を行う。日本国内に住所のない外国人ゲストの場合は、国籍とパスポート番号を記録し、パスポートのコピーも保管することになる。月あたりの予約数と物件数を掛け合わせると、かなりの量の個人データを抱えていることになるが、多くの小規模運営者はこれを「コンプライアンスの問題」として意識していない——何かが起きるまでは。
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うちの物件にゲストがチェックインするたびに、宿泊者名簿に情報を記録し、本人確認を行う。日本国内に住所のない外国人ゲストの場合は、国籍とパスポート番号を記録し、パスポートのコピーも保管することになる。月あたりの予約数と物件数を掛け合わせると、かなりの量の個人データを抱えていることになるが、多くの小規模運営者はこれを「コンプライアンスの問題」として意識していない——何かが起きるまでは。
民泊の届出が受理された瞬間、ひとつのゴールを越えた感覚がありますよね。証明書が手元に届き、Airbnbに掲載して、ゲストを迎える準備が整った。法規制の面では、これで完了——そう思いたいところです。
でも、実はそうじゃない。日本の民泊制度は「二層構造」になっていて、多くのオペレーターは上の層しか把握していません。
日本で短期貸出を運営している事業者の多くは、「ゲストの身元確認が必要」ということは知っています。しかし、具体的に何を収集しなければならないか、どこに保管するか、ゲストに拒否されたらどうするか——こうした細かい点まで正確に把握している人は意外と少ないものです。些細に思えるかもしれませんが、行政の立入検査が入ったときに初めて気づくのでは遅すぎます。
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東京で最初のゲストハウスを開業したとき、消防法対応が最も想定外だったのを今でも覚えている。要件が厳しいというよりも、三つの異なる法律にまたがっていて、誰もひとつにまとめたチェックリストを教えてくれないのだ。消防署、区役所、建物の管理会社に問い合わせても、それぞれ微妙に違うことを言う。
短期宿泊施設を運営している、あるいはこれから始めようとしているなら、実際のところを整理しておきたい。