JNTO

6 件の記事

JNTOの訪日客数は過去最高なのに、なぜ私の予約は増えないのか

毎月JNTOが訪日客数を発表するたびに、ホスピタリティ業界のSNSは沸き立ちます。過去最高。新記録。右肩上がりのグラフ。そして同じタイミングで、新宿のゲストハウスオーナーが来月のカレンダーを眺めながら、40%が空白のまま途方に暮れている。

私自身がそのオーナーだったことがあります。同じ状況を経験した運営者とも、何十人も話してきました。

東京・京都だけじゃない — 訪日外国人が今向かっている地域と、運営者が知るべきこと

JNTOの訪日客統計を見るたびに、「数字は好調なのに、うちの予約カレンダーはなぜこんなに空いているのか」と感じたことはないだろうか。東京・大阪・京都の三角地帯の外で宿を運営しているなら、この感覚は身に覚えがあるはずだ。

ただ、その状況は変わりつつある。そして今、正しい「第二の都市」に拠点を持つ運営者にとっては、追い風が吹き始めている。

JNTO 2026年3月レポート:訪日客361万人突破 — 小規模運営者が知っておくべきこと

JNTOが昨日発表した2026年3月の訪日外客数推計値は3,618,900人。前年同月比3.5%増で、3月として過去最高を更新しました。1〜3月の累計は1,068万人を突破し、2年連続で第1四半期中に1,000万人の大台を超えています。

大きな数字ですが、小規模宿泊施設の運営者にとって重要なのは総数ではありません。どの国からの訪日客が増え、どこが減っているのか。そして今後数ヶ月の予約にどう影響するかです。

JNTOの訪日客データから2026年の料金カレンダーを作る方法

日本で民泊やゲストハウスを運営しているオーナーの多くは、「感覚」で料金を決めています。ゴールデンウィークは上げる、2月は下げる、あとはAirbnbのスマートプライシングに任せておく——。それなりに機能しますが、需要の山を見逃していたり、落とさなくていい時期に大きく値下げしていたりすることが必ずあります。

もっとデータに基づいたアプローチがあります。その出発点がJNTOの公開データです。

韓国は日本最大のインバウンド市場 — 民泊・ゲストハウス運営者が知っておくべきこと

JNTOの月次データを定期的に確認している方ならご存じのように、韓国は日本への訪日外客数において年間を通じて圧倒的な第1位を維持しています。全体の20〜25%程度を韓国人旅行者が占めており、これは他のどの国とも比較にならないシェアです。

それなのに、多くの小規模宿泊施設の運営者にとって、韓国市場への対策は「後回し」になっているのが現実です。